当店の食事パンであるライ麦パンは好きな方は多いですが、こちらは日数がかかります。 基本材料ですが、ライ麦粉(中挽、ドイツ産)、水、強力粉(春よ恋)、薄力粉(北海道産)、塩、イースト(ごく少量)になります。ライ麦粉に人肌の温水を加え、30-40℃の所で発酵を材料を追加しながら3日程かけて乳酸発酵を促します。これが季節による外気温の変動で発酵を安定させるのが難しく、上手くいかないと焼き上がりにバラツキが出来てしまいます。保温庫があれば良いのですが、キッチンのスペース的な余裕がない為、導入できていません。
そこで、冬場はこたつの中に入れるなどして保温してみていますが、Re逢人オープン当初のように店に普通に置いておいても、ちょうど良い発酵具合だったようにはいきません。もし、パン作りに詳しい方がいらっしゃいましたら、アドバイスお願いします(笑)。
当店のライ麦パンは基本的に乳酸発酵によってパンを膨らませますが、おまじない程度の極少量のイーストは加えています。膨らむのに時間がかかるため、こちらも一晩は冷蔵庫で寝かせる事になります。それを、260℃のオーブンの中でフランス製のココット鍋を使い蒸焼きした後、蓋を外してさらに焼く。つまり、最低でも、発酵から数えると最低4日はかかる事になります。
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