Re逢人の夜営業につきまして

コロナパンデミックの真っ最中ですが、皆様もお気をつけてお過ごしください。 お店も毎日静かなものですが、夜営業の準備を着実に進めて行っていますのでご期待ください。当店はコロナ禍でのオープンでしたので、かなりゆっくりと仕事を進めております。本来であれば、数人スタッフを雇い入れて、できる限り良いサービスができるようにするべきだと思うのですが、先が読めない状況が続いているため、慎重に進めています。皆様には待たせることもあるかと思い、ご迷惑をおかけしているかもしれませんがお許しください。  この店を、私が住宅街の中に開いたのは、現在の都市部の技術力のあるレストランあるいは特色ある食材がある地方のレストランに注目が集まることに対し、郊外のレストランが注目されることは滅多にありません。住んでる住人が多いにも関わらずです。そこで、地元が好きな方にアピールできるような、都市部(海外を含む)から来客がある店を作りたいという目標があります。その為にはどうしても夜のサービスを充実させていくべきであり、特徴のある料理の作成が必須となります。

それでは私の考えるRe逢人の強みとはなんでしょうか?

私は3つあると考えています。  まず、一つ目は私の経歴です。正直な所、東京の先端のレストランに比べると知識、技術が見劣りするでしょう。ですが、私は6年半にわたりシンガポールでシェフをした事により、フランス料理人としてのこだわりがいい意味で薄れた事です。シンガポールは他民族国家でしたし、何より、お客様との会話の中で私に期待されているものがフランス料理では無く日本的な西洋料理であった事です。その中で自分らしい料理を創作することが求められているとわかったことです。

二つ目は実家である事です。ご存知の方も多いと思いますが、もともと Re逢人の場所は両親がやっていた蕎麦屋のRe休の場所です。実家ですのでランニングコストが抑えられ、通勤時間も必要がなく料理に集中することができます。(もちろん、住宅地なので認知されにくくアクセスしづらい大きなデメリットも抱えていますが。) 特に夜に関しては、ランニングコストを抑えられるため、お客様を基本的に1組しか取らないといった事ができ、このコロナ禍でもお客様は安心して利用する事ができます。

3つ目は自然が東京のレストランと比べ、身近にあることです。 Re逢人の重要なコンセプトの一つに、この店を味わう事が挙げられます。庭の草木を有効に利用し、ここでのみ味わえる風味を味わっていただく事ができます。近所には野草もあり、それも利用していきます。これは東京にあるレストランではできない事です。

これらを生かしつつ、自分らしいレストランを作っていきますので、ご期待ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました