当店で食事についてくるパンについて、簡単に説明いたします。 このフォッカチャはベースになっているのはイタリアンのシェフのものです。シンガポールで縁あって一緒に仕事したシェフのフォッカチャが美味しくて、そのレシピをベースとしています。
「本来、フレンチシェフならフレンチバゲットでしょ」って、皆さん考えられると思います。私もオープン前に色々な配合でバゲットを試作しましたが、導入したオーブンとの相性が悪く納得のいくものができませんでした。そこで、店の名前もRe逢人だし、調理する本人も料理ジャンルに強いこだわりがあるわけでもないので（笑）フォッカチャを採用した形です。
うちのフォッカチャは、小麦粉（北海道産）、水、イースト、塩、三温糖、オリーブオイルから出来ていて、使用するイーストの量を極力減らしたい為、一晩かけて発酵させるオーバーナイト製法を採用しています。国産の小麦は当店の料理に使う材料が日本国内産のものがほとんどであるため、相性を考えて自己主張の強い外国産の粉を使っていません。かといってブレンドされたものは無個性であるので、コストを考えた上で現時点で最良と思われる北海道産（春よ恋）をつかっています。（ただし、ライ麦粉だけは国産では香りが少なすぎて美味しくなかったため、外国産を使用しています。）
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