今週から、コーヒー豆が変わりました。北海道の焙煎家さんのおすすめがいつにも増してポジティブなコメントなので、ほとんどそのまま抜粋させていただきました。
「2015年に僕が産地を訪問し、買い付けを行ったサンティアゴ・デ・プリングラ地区。
ご紹介するブエナ・ビスタ農園もこの地域にあります。
ホンジュラスでの買い付けでは、150以上の農園のコーヒーをカッピングして、買い付ける銘柄を決定します。
その中でも、僕がトップスコアをつけたこの農園は、2015年にカップ・オブ・エクセレンス(以下、C.O.E.)で第2位、2016年にも受賞を果たしました。
今でも思えているあの衝撃。
カッピングで口に含んだ瞬間「うわっ」と声が出てしまった程の素晴らしいコーヒーで、クリーンかつ個性的なフレーバーは今まで味わったどのコーヒーとも違う美しさがあります。
ブエナ・ビスタ農園が受賞したC.O.E.という品評会は、スペシャルティコーヒー最高峰の国際品評会です。
入荷したコーヒーは、全世界同時にインターネットオークションにかけられ、落札された金額のほとんどが農家の手に渡る仕組みになっています。
入賞豆の絶対数量は極めて少なく、その流通量はコーヒー全体の1%未満となり、このようにご紹介することも難しくなってきます。
では、なぜ僕たちは今回ご紹介することができたのか?
それは、ゴメスさんの言葉にありました。
2015年の買い付けの際、ホンジュラスで150以上の農園をカッピングしました。
その中で、僕が唯一90点という高スコアを付けたのがこの「ブエナ・ビスタ農園」でした。
農園主のゴメスさんにこのことを伝え、「高く売れる可能性があるなら、毎年C.O.E.に出品すればいいのでは?」とお伝えしました。
毎年出品すれば間違いなく入賞できるコーヒーを作り出しているのに、それを行わないゴメスさんはこのように説明してくれました。
「C.O.E.は、開催時期が遅いんだ。全てのコーヒーを出品すると、僕らの手元にお金が入ってくるまでに時間がかかりすぎてしまう。それに、C.O.E.を通さず、純粋に僕のコーヒーを高評価をしてくれたダイスケに買ってもらうことも、同じ位嬉しいことなんだ。」
このように、今年も当時の品質に引けを取らない、素晴らしいコーヒーを届けてくれました。
最大の魅力がアプリコットやピーチなど、ストーンフルーツ系の多彩なフレーバーを感じます。
蜜入りリンゴやブラウンシュガーのような甘い余韻が特徴的。
さらに、口あたりがとてもクリーンでシルキーなので、美しさを実感できるコーヒーです。
世界最高峰のコーヒーを、ぜひこの機会にお楽しみください。」
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